リサーチ時の利益計算方法 〜その2〜
昨日の続きです。
それでは早速いきましょう!
- 商品名 レゴブロック
- 日本価格7000円
- アメリカ$40
- 重さ1㎏
このような商品があったとします。
設定は
- 為替 $1=102円
- 国際送料1㎏=1000円
- 現地送料0円
とします。
この商品をカリキュレーターでみると
- カテゴリー手数料10%
- 配送料327円
でした。
それでは計算してみましょう!
- 販売価格7000円 ー①
- 仕入原価4080円(40×102=4080円) ー②
- 国際送料1000円 ー③
- 関税584.2円【(原価+国際送料)×0.115】 ー④
- カテゴリー手数料700円 ー⑤
- 配送料327円 ー⑥
※関税は切り捨てして584円とします。
①ー(②+③+④+⑤+⑥)=309円
7000円/309円=0.0441
利益率(ROS) 4%
このようになります。
これに自己納品の場合、国内送料もかかりますから
全然儲かりません。笑
すごーくわかりやすくしましたので
単純な数字にしましたが、
国際送料は初めて間もない方でも、
すぐに1キロ700~900円くらいはいくと思うので、
自分の物量に合わせて計算するようにしてくださいね。
さて、利益がほとんど出ていないとわかったのですが、
これで終わりにしてはもったいないです。
このことからもよくわかることがいくつかあります。
この商品ふつうに仕入れしては利益が出ないはずなのに
販売しているセラーは多数いるとします。
ということは
- 送料で差をつけて利益をだしているか
- 商品自体に価格崩壊が起きているのか
- より安く仕入れしている独自のルートをもっているか
などが考えられます。
1は正直大きな差を生み出すのは難しいので、
特に考えるのは2と3です。
2か3を見分けるには
取り扱っているセラーの評価数を参考にする
とよいと思います。
特に評価の高いセラーが複数いる場合は、
独自の仕入ルートをもっている可能性があります。
単純に価格破壊が起きているのか、そうではないのか
しっかりとそこまでチェックしておくと
後々が楽になってきます。
ぜひ参考にしてみて下さい。
もちろん今回のような計算は
一回一回やっていたらきりがないので
Excelで計算表を作って管理するようにしましょう。
本日も最後までありがとうございました。