関税について ~その2~
先日書いた関税についての続きです。
実際に仕入れした場合、どのように関税がかかるか
書いていきたいと思います。
関税の計算
商品を仕入れる際に、
個人輸入か商用輸入かで
計算方法が変わってきます。
個人輸入の場合、
商品価格×60%×(関税+消費税)+通関手数料
これが計算式になります。
1商品1万円以下は免税なので、
16666円以下は税金が
かからないと言われるのはこのためですね。
ただ、Amazon輸入ビジネスとして
取り組むことを前提としているので
あくまで商用として考えて利益計算しましょう。
では、実際にシュミレーションしてみましょう。
以下のように仕入れしたとします。
商品代金9万円
輸送料 1万円
商品 Tシャツ
関税は
CIF価格(商品価格+保険+送料)×関税率
なので
100000×0.1=10000
関税は1万円となります。
総額20万以下は簡易課税が適応され、
この場合衣類なので10%です。
消費税は
(CIF価格+関税)×8%
なので
(100000+10000)×0.08=8800
さらに通関手数料200円が
加わりますので合計
100000+10000+8800+200
=119000
ということになります。
うーん、ややこしい・・・笑
ちなみに海外のAmazonから
日本に直送する場合、
Amazon Globalであれば自動で計算して、
決済のときに支払できてしまうのでとっても楽です。
さすがに毎回計算するわけにはいきませんので、
関税の計算ってこんな感じなんだ
というのを覚えておけばいいと思います。
実際に計算する場合はおおよそ
(商品価格+送料)の1.15倍を目安に
計算するとよいと思います。
本日も最後までありがとうございました。